マシモが上昇 消費者向け事業の分割を検討と発表=米国株個別
(NY時間10:27)(日本時間23:27)
マシモ<MASI> 142.99(+8.06 +5.97%)
医療機器のマシモ<MASI>が上昇。先週末の引け後に、消費者向け事業の分割を検討すると発表したことが買い手掛かり。さらに、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として、アクティビスト(物言う株主)のポリタン・キャピタル社が同社の取締役会に2議席を求めているとも報じていた。
アナリストからは、今回の事業分割の検討は「重要なプラス材料であり、正しい方向への一歩」との評価が出ている。投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の117ドルから160ドルに引き上げた。「消費者向け事業を分離することで、同社は中核となるヘルスケア事業に集中できるようになる」としている。
【企業概要】
患者モニタリング技術を開発・製造・販売する。世界各国のOEMパートナーを通してMasimo SETや rainbowアルゴリズム技術を用いた自社製の電子・光学モニタリングシステムのライセンス供与を行い、治療レベルの向上と医療コストの削減を目指している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース