しまむらが4日続落、3月既存店売上高は5カ月連続前年上回るも利益確定売り優勢
しまむら<8227>が4日続落している。25日の取引終了後に発表した3月度(2月21日~3月20日)の月次売上速報で、主力のしまむら既存店売上高は前年同月比1.1%増と5カ月連続で前年実績を上回ったものの、株価は今月に入り急上昇していただけに、利益確定売りが優勢となっているようだ。
全国的に気温が低く推移したことで春・初夏物が低調だった。一方、夏物は好調で、特に子供アウター衣料で打ち出した「ベビー・キッズフェア」が集客に貢献。また、実用品では「FIBER DRY」シリーズの肌着が好調だった。更に婦人アウター衣料では、デニムやシアー、チュール素材のアイテムが売れ筋となった。なお、全店売上高は同1.1%増だった。