今日の為替市場ポイント:米長期金利伸び悩みでドルは上げ渋る可能性

通貨
2024年3月27日 8時23分

26日のドル・円は、東京市場では151円44銭から151円22銭まで下落。欧米市場では151円21銭から151円60銭まで反発し、151円56銭で取引終了。本日27日のドル・円は主に151円台で推移か。米長期金利は伸び悩んでおり、ドルは上げ渋る可能性がある。

報道によると、米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は3月26日、イスラエルのガラント国防相と2日目の会談を行った。バイデン米政権が決議案に拒否権を行使しなかったことを受け、イスラエル政府は代表団によるワシントン訪問の中止を決めているが、会談の成果についてジャンピエール報道官は、「サリバン氏はイスラエルに対する米国の揺るぎない支援を確約」、「イスラエルが民間人の犠牲を防ぐために可能な限りのことを行い、可能な限り戦略的に的を絞った作戦を実施することが重要になる」と語った。市場参加者の間からは「イスラエルへの米国の対応が変わったのは米大統領選挙を控えた国内政治環境への不安が高まっていることが関係している」との声が聞かれている。一部の市場参加者は「米国の政治環境が改善しない場合、米国株式やドル相場は圧迫される可能性がある」と警戒している。

《CS》

提供:フィスコ

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