西華産がカイ気配で新値圏突入、今3月期営業2ケタ増益に上方修正し配当も大幅増額
西華産業<8061>がカイ気配スタートで急上昇、今月21日につけた昨年来高値3485円を気配値のまま上回り新値圏に突入した。三菱系の機械商社で主力の電力向け案件が寄与して業績は会社側の想定を上回って好調に推移している。26日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の45億円から53億円(前期比14%増)に増額した。また、好業績を背景に株主還元も強化、今期年間配当を従来計画の120円から150円に30円上乗せした。配当利回りは前日終値換算で4.4%台と高水準。これを材料視する形で投資資金が流入している。