ダウ先物は上昇 反発して始まりそうな気配=米国株

市況
2024年3月27日 21時55分

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:44)(日本時間21:44)

ダウ先物 39844(+164.00 +0.41%)

S&P500 5287.00(+21.75 +0.41%)

ナスダック100先物 18535.75(+86.75 +0.47%)

米株価指数先物市場でダウ先物、ナスダック100は上昇しており、利下げのタイミングを探る手がかりとなるデータを待つ中、米株式市場は反発して始まりそうな気配となっている。

ここ数日は月末期末の調整も出ているようで、下げが続いているものの、四半期ベースで今月も上昇して終えそうなほか、月足では5カ月連続で陽線を描きそうな気配だ。金曜日がグッドフライデーで休場のため、明日が月内最終売買日となる。

株価のバリュエーションが企業業績の見通しに見合っていないのではないかとの懸念や、AIに過剰に投資しているのではないかとの懸念などから、ここに来て市場は方向性を見出せないでいる。

ただ、「バリュエーションはある意味現実に戻る可能性があるものの、長期的に今回の上昇相場には軸足があり、勢いもある」といったコメントや、「投資家は今後の利下げに自信を持っている。主なリスクは利下げ期待が再び後退すること、もしくは業績予想が悪化する可能性があることだ」といったコメントも聞かれる。

警戒感はあるものの、来四半期も調整を経ながら上値追いを期待する向きが多いようだ。

メルク<MRK>が時間外で上昇。FDAが同社の「ソタテルセプト(製品名Winrevair)」を肺動脈性肺高血圧症(PAH)の新たな治療薬として承認した。

オンライン証券のロビンフッド<HOOD>が時間外で上昇。米国の消費者向けにクレジットカードを展開すると発表したことが買い手掛かり。

前日、特別買収目的会社(SPAC)との合併で新たに取引が開始したトランプ・メディア&テクノロジー<DJT>が時間外で大幅に続伸。大統領選と伴に人気化しているようだ。ただし、個別株オプション市場では、急落に備えた動きも見られている状況。

(NY時間08:54)(日本時間21:54)時間外

メルク<MRK> 131.30(+5.78 +4.60%)

ロビンフッド<HOOD> 20.67(+1.39 +7.21%)

トランプ・メディア<DJT> 69.54(+11.55 +19.92%)

アップル<AAPL> 170.51(+0.80 +0.47%)

マイクロソフト<MSFT> 423.50(+1.85 +0.44%)

アマゾン<AMZN> 179.32(+1.02 +0.57%)

アルファベット<GOOG> 152.49(+0.79 +0.52%)

テスラ<TSLA> 179.98(+2.31 +1.30%)

メタ<META> 499.15(+3.26 +0.66%)

エヌビディア<NVDA> 930.26(+4.65 +0.50%)

AMD<AMD> 179.15(+1.28 +0.72%)

イーライリリー<NVDA> 777.25(+2.35 +0.30%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.