ロシア取引所への仮想通貨200億ドル送金、米英当局が調査

注目
2024年3月28日 23時46分

ロシアを拠点とする暗号資産(仮想通貨)交換業者を通じ200億ドル(約3兆円)余りの仮想通貨が送金されたとして、米国と英国が調査している。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。

ロシアへの制裁を逃れる金銭取引は、ウクライナを侵攻したロシアの戦費を支えており、同盟国は協力してこれを取り締まっている。

関係者によると、調査対象となっているのはモスクワの暗号資産交換業者「ガランテックス」を通じた送金。ステーブルコインのテザーが使われたという。米国と英国はガランテックスが金融犯罪と違法取引をほう助した疑いがあるとして2022年4月に制裁を科したが、送金はこれ以降に行われたと関係者は述べた。

ロシアがウクライナに侵攻して以降、バイデン政権はガランテックスなど暗号資産交換業者への締め付けを図ってきた。200億ドルが送金されたとすれば、対ロシア制裁の導入以来で最大級の違反になると関係者は指摘した。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.