ヴィーバ・システムズが下落 業績予想を確認した上でCFOの交代を発表=米国株個別
(NY時間11:53)(日本時間00:53)
ヴィーバ<VEEV> 217.56(-12.83 -5.57%)
企業向けアプリのヴィーバ・システムズ<VEEV>が下落。業績予想を確認した上で、CFOの交代を発表したことが嫌気されている。ボーマンCFOの後任として、カブラル氏を暫定CFOに指名した。同社はまた、第3四半期および通期ガイダンスを再表明。通期の売上高見通しは27.3億-27.4億ドルを見込んだ。市場予想は27.3億ドル。また、2-4月期(第1四半期)の売上高見通しは6.40億-6.43億ドルを見込んでいる。予想は6.42億ドル。
アナリストからは、経営陣の交代は時に混乱を意味するが、戦略変更は限定的との指摘も出ている。「ウォール街は通常、経営陣の退任を短期的な実行リスクのネガティブな兆候と見るが、逆に一部の投資家は、善し悪しは別として、典型的なものよりも不安定な過去数年間をボウマン前CFOの在任期間と関連付けている。今回のガイダンス再確認は、退任が業績とは関係ないことの確認だ」と述べた。
【企業概要】
企業アプリケーション、マルチチャネルのプラットフォーム、顧客管理、コンテンツ管理ソリューションを提供し、米国で事業を展開するクラウドを基盤としたビジネスサービス会社。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース