[通貨オプション]R/R、円先安観に伴う円プット買いは後退
ドル・円オプション市場で変動率はまちまち。レンジ相場抜けを織り込むオプション買いは1年物で継続も、1カ月物から6カ月物までは足踏みとなった。
リスクリバーサルで円コールスプレッドは拡大。ドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが優勢になり、円先安観に伴う円プット買いは後退した。
■変動率
・1カ月物7.87%⇒7.80%(08年/24=31.044%)
・3カ月物8.15%⇒8.12%(08年10/24=31.044%)
・6カ月物8.46%⇒8.45%(08年10/24=25.50%)
・1年物8.77%⇒8.79%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)
■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
・1カ月物+1.18%⇒+1.39%(08年10/27=+10.90%)
・3カ月物+0.98%⇒+1.09%(08年10/27=+10.90%)
・6カ月物+0.76%⇒+0.81%(08年10/27=+10.71%)
・1年物+0.42%⇒+0.44%(08年10/27=+10.71%)
《KK》