INPEXなど石油関連株が軒並み高、地政学リスク高まりWTI価格は85ドル台に上昇
INPEX<1605>や石油資源開発<1662>、ENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>といった石油関連株が軒並み高。2日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が前日比1.44ドル高の1バレル=85.15ドルに上昇。一時85.46ドルと昨年10月下旬以来、約5カ月ぶりの高値に値を上げた。イスラエルがシリア首都のダマスカスにあるイラン大使館を空爆したと報じられ、中東情勢の緊迫化が警戒された。また、ウクライナの無人機(ドローン)によるロシア主要製油所への攻撃があったと伝わったことも原油価格を押し上げた。地政学リスクの上昇による原油価格上昇を受け、INPEXなど石油関連株は買い先行の展開となっている。