カルメイン・フーズが決算受け上昇 鶏卵の需要が旺盛=米国株個別
(NY時間09:50)(日本時間22:50)
カルメイン・フーズ<CALM> 62.88(+3.97 +6.73%)
鶏卵と卵製品のカルメイン・フーズ<CALM>が上昇。前日引け後に12-2月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。鶏卵の需要が旺盛で、総販売量が過去最高を記録した。
アナリストは「販売量は予想を上回ったが、価格はやや下回った。1ダースあたりの鶏卵農場生産コストは減少したが、外部からの鶏卵購入などその他のコストは予想を上回った」と述べている。
同社は変動配当政策をとっているが、今回は1株約1ドルの配当を支払うとしている。前四半期は1株約0.12ドルだった。
(12-2月・第3四半期)
・1株利益:3.00ドル(予想:2.45ドル)
・売上高:7.03億ドル(予想:6.92億ドル)
・販売量:3.01億ダース
・平均販売価格:2.247ドル
【企業概要】
米国の南西部・南東部・中西部・中部大西洋地域で、鶏卵と卵製品を生産・販売する。ヒナの孵化、子牛・産卵・育種の群れの育成・維持、飼料製造、卵の生産・加工・包装・販売までを一貫して行い、Egg-Land’s Best等のブランドで、有機・平飼い・菜食飼料卵やオメガ3添加卵などを取り扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース