株価指数先物【昼】 +1σ接近で利食いが入りやすいところ

市況
2024年4月4日 12時06分

日経225先物は11時30分時点、前日比540円高の4万0070円(+1.36%)前後で推移。寄り付きは4万円と、シカゴ日経平均先物の清算値(4万0030円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まった。現物の寄り付き直後に付けた3万9950円を安値にロングの勢いが強まり、中盤にかけて一時4万0290円まで上げ幅を広げる場面も見られた。その後は利食いも入るなか、4万0040円~4万0230円辺りでの保ち合いを継続している。

日経225先物は、前日に25日移動平均線を下回ったことによる押し目待ち狙いの買いのほか、米国市場で大型テック株の一角やハイテク株が買われた流れを引き継ぐ形から、東京エレクトロン <8035> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株が買われ、日経平均型優位のなか一時4万0290円まで上げ幅を広げた。ただし、ボリンジャーバンドの+1σ(4万0340円)に近づいたことから、利食いが入りやすいところだろう。短期的なトレードは前場の段階で一巡した感もあり、再動意をみせてくるかを見極めたいところである。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.60倍に上昇した。朝方は日経平均型優位のなかで25日移動平均線(14.62倍)を上回って始まり、一時14.66倍まで上昇した。ただし、NY原油先物相場の強調展開を受けてINPEX <1605> [東証P]が本日も強い値動きを見せるなど、バリュー株への買いも広がるなか、その後はややNTショートに振れる動きとなった。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.