オンワードがカイ気配で逆行高と気を吐く、前2月期営業利益2.2倍で今期も2ケタ成長見込む
オンワードホールディングス<8016>は全般波乱相場の間隙を縫って買い優勢の展開、カイ気配スタートで新値圏を快走している。同社が前日取引終了後に発表した24年2月期決算は営業利益が前の期比2.2倍となる112億6000万円と急拡大した。コロナ禍から脱し、外出需要が回復したことで主力ブランドを中心に売り上げが伸びて業績を押し上げている。更に続く25年2月期の営業利益も前期比11%増の125億円と2ケタ成長を見込んでおり、これをポジティブ視する買いを呼び込んだ。なお、今期年間配当は前期実績比4円増配の24円を計画している。また、中長期経営ビジョンも改訂し、26年度に最終利益100億円を目指すほか、配当性向を40%以上(従来は35%以上)に引き上げている。