石油関連株が連日高、地政学リスク高まりWTI価格は一時87ドル台に上昇
石油関連株が連日高に沸いている。INPEX<1605>は4日続伸し2500円台乗せと2008年9月以来、15年7カ月ぶりの高値圏に上昇している。また、石油資源開発<1662>やENEOSホールディングス<5020>も4日続伸している。4日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が前日比1.16ドル高の1バレル=86.59ドルと上昇。一時87.22ドルと昨年10月下旬以来の水準に値を上げた。1日にイランの在シリア大使館周辺がイスラエルによる空爆を受けたことに対し、イランが対抗措置を示唆しており、中東を巡り地政学リスクが高まるなか、原油価格が上昇。これを受け、INPEXなど石油関連株への買いが膨らんでいる。