スカイワークスが下落 アナリストがより厳しくなっていると指摘=米国株個別
(NY時間09:51)(日本時間22:51)
スカイワークス<SWKS> 103.79(-1.69 -1.60%)
スカイワークス・ソリューションズ<SWKS>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。成熟しつつあるスマートフォン市場で成長を牽引する半導体デバイス企業の能力は、より厳しくなっていると指摘。
「5Gスマートフォンの普及率はすでに60%を超えており、5Gスマートフォンによるコンテンツの大幅な成長はほとんど過去のものとなっている」と述べている。また、アップル<AAPL>とアンドロイドの両エコシステムにおける競争も激化している点も指摘した。
「同社はM&Aに積極的になると予想されるが、既存事業のより説得力のある成長ストーリーがなければ、『買い』の投資判断は難しい」とも述べた。
【企業概要】
航空宇宙・自動車・通信インフラ・コネクテッドホーム・防衛・エンターテインメント・ゲーム・医療・スマートフォン等端末市場において、革新的なアナログとミックスドシグナル半導体を提供する。EVやハイブリッド自動車・産業用モーター制御・5Gワイヤレスインフラなどに製品とサービスを拡大する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース