リソー教育はカイ気配を切り上げ、ヒューリックが連結子会社化へ
リソー教育<4714>はカイ気配を切り上げている。8日の取引終了後、ヒューリック<3003>がリソー教育に対して株式公開買い付け(TOB)を開始するとともに、リソー教育による第三者割当増資の引き受けを行い、同社を連結子会社化すると発表した。買い付け価格は1株320円。リソー教育に対しては、このTOB価格が意識されたほか、ヒューリックの子会社化による好影響への期待も膨らみ、買いが集まっている。
買い付けを予定する株式数の上限は3944万7200株で、下限は設定しない。買い付け期間は4月9日から5月22日まで。TOB成立を条件に、リソー教育は新たに1559万6330株を218円で発行し、ヒューリックに割り当てる。増資後のヒューリックの保有割合は51%となる見込みで、リソー教育の上場は維持される予定。ヒューリックは教育関連事業の強化につなげる。