マクセオンが暫定決算受け下落 売上高見通しが予想下回る=米国株個別
(NY時間10:10)(日本時間23:10)
マクセオン<MAXN> 2.64(-0.09 -3.30%)
太陽電池製造を手掛けるシンガポールのマクセオン・ソーラー・テクノロジーズ<MAXN>が下落。前日引け後に10-12月期(第4四半期)の暫定決算を発表し、売上高見通しが予想を下回った。第1四半期のガイダンスも公表し、予想を下回る売上高見通しを示している。
アナリストは「第1四半期の出荷量と売上高に関するガイダンスは、同氏の予想とコンセンサスの両方を20%程度下回った」と述べた。EBITDAもコンセンサス予想を下回ったという。
「需要鈍化と高効率DGパネル市場での競争激化の中、同社が歴史的に低収益であったユーティリティ・スケールのソーラー事業での利益改善能力は、キャッシュ喪失を管理し、年後半の増資回避に極めて重要だ」とも述べている。
(10-12月・第4四半期見通し)
・売上高:2.29億ドル(予想:2.37億ドル)
・EBITDA(調整後):-3500万ドル
・出荷:653MW
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:1.86億ドル(予想:2.41億ドル)
・出荷:約208MW
【企業概要】
太陽電池を製造し、パネルに組み立て、世界で販売する。技術プラットフォームは分散型発電と発電所の両方の市場に対応し、美しいデザインの高効率なソーラーパネルや、高価値で費用対効果の高いソリューションを提供するソーラーパネルを、住宅や小規模な商業施設の他、大規模商業施設や発電所向けに提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース