エヌビディア、終値で855ドルを下回れば調整局面入り=米国株個別

材料
2024年4月10日 3時00分

(NY時間14:00)(日本時間03:00)

エヌビディア<NVDA> 847.72(-23.61 -2.71%)

きょうもエヌビディア<NVDA>が続落しており、一時830ドル台前半まで下落する場面が見られた。他のマグニフィセント7の中で、テスラ<TSLA>はすでに弱気相場に入っているほか、アップル<AAPL>が調整入りしている。他の4銘柄はなお最高値圏にいる状況。同社株も調整相場入りしそうな勢いとなっており、終値で855ドルを下回れば、調整局面入りとなる。ウォール街では通常、強気相場の高値から10%から20%下落することを調整と定義している。

アナリストからも同社株の長期的見通しについて、慎重な見解が示されている。「2024年、おそらく2025年も同社は素晴らしい業績を上げるだろう。しかし、最近の傾向では2026年までに循環的に大きく下降する」と述べている。

モデルの縮小、より安定した需要の伸び、ハイパースケーラーへの投資の成熟化、最大顧客の自社製チップへの依存度の高まりが重なり、同社の今後数年間は良い兆候とは言えないという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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