決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … エヌピーシー、井筒屋、マルゼン (4月10日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の4月9日から10日の決算発表を経て11日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 タカキュー <8166>
24年2月期の最終損益(非連結)は1億円の赤字(前の期は10.5億円の赤字)に赤字幅が縮小し、従来予想の1.2億円の赤字を上回って着地。
★No.2 エヌピーシー <6255>
24年8月期の連結経常利益を従来予想の15.8億円→21.5億円(前期は9.6億円)に36.0%上方修正し、増益率が64.5%増→2.2倍に拡大する見通しとなった。
★No.3 オンデック <7360>
24年11月期第1四半期(23年12月-24年2月)の経常損益(非連結)は3500万円の黒字(前年同期は1億1100万円の赤字)に浮上し、通期計画の2億3500万円に対する進捗率は14.9%となった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<8166> タカキュー 東S +24.30 4/10 本決算 342.31
<6255> エヌピーシー 東G +21.17 4/10 上期 187.83
<7360> オンデック 東G +9.21 4/10 1Q 黒転
<8260> 井筒屋 東S +2.67 4/10 本決算 -15.52
<8886> ウッドF 東S +2.13 4/10 3Q 赤拡
<2686> ジーフット 東S +2.06 4/10 本決算 黒転
<5982> マルゼン 東S +0.89 4/10 本決算 0.94
<7673> ダイコー通産 東S +0.82 4/10 3Q -5.33
<2722> アイケイHD 東S +0.25 4/10 3Q 黒転
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース