米国株安が影響も円安加速が下支え/後場の投資戦略

市況
2024年4月11日 12時16分

日経平均 : 39383.73 (-198.08)

TOPIX  : 2741.99 (-0.80)

[後場の投資戦略]

為替が1ドル153円台に入ったことで、政府・日銀による円買い介入への警戒が高まっていることから、株式市場は円安進行を素直に好材料視できない状況と言えよう。今のところ、政府関係者による口先介入に留まっており、為替市場は様子見といったところだが、時間外の米10年債利回りが4.5%台を維持していることから、日米金利差拡大の思惑から円安ドル高がまだ進む可能性はあろう。後場も為替を横目に見た神経質な展開となり、日経平均が切り返すのは難しいと考える。

《AK》

提供:フィスコ

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