フィルCが大幅続落、先行投資響き12~2月期は経常赤字で着地
フィル・カンパニー<3267>が大幅続落した。11日の取引終了後に発表した24年11月期第1四半期(23年12月~24年2月)は、売上高が前年同期比17.3%減の6億600万円となった。経常損益は9600万円の赤字(前年同期は9000万円の赤字)とあって、減収かつ赤字での着地となったことを嫌気した売りが出たようだ。「請負受注スキーム」での売上高が減少したほか、業容拡大に伴う先行投資としての人件費、業務委託費もかさんだ。一方、請負受注スキームの受注件数は10件となり、第1四半期の件数として過去最高。受注高も3四半期連続で10億円を上回った。