株安基調優勢、週末を前に取引は閑散
NY時間午後の米株式市場はダウ平均が一時37900ドルを割り込むなど、軟調地合いが継続している。中東情勢緊迫化への警戒感が重石となっている。イスラエルはイランから近日中に直接攻撃を受ける可能性を示した。実際に両国の緊張が高まると、株安となる可能性が高いだけに、週末を挟んでのポジションの維持に慎重姿勢が見られる。
前日比は、ダウ工業株30種平均が506.27ドル安の3万7952.81ドル、ナスダック総合指数が288.89安の1万6153.31。
ハイテク関連の下げが午後に入っても目立っている。AMDは約5%の下げ、エヌビディアは3%を超える下げ、その他メタ、マイクロソフト、アマゾン、テスラなども下げている。次世代データセンターのアプライドデジタルは10%を超える下げ。
今日目立った金融機関決算はまちまち。弱さが目立ったJPモルガンチェースは5%を超える下げ、ステートストリートなどはプラス圏。
MINKABU PRESS
株探ニュース