個人投資家・有限亭玉介:攻めの姿勢は崩さず!話題先行で動き始めた銘柄にスポット【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2024年4月14日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------

※2024年4月8日10時に執筆

今年の桜は開花が遅くて待ちくたびれましたが、満開で美しい瞬間というのは長くは続きませんねぇ。30年以上待ちくたびれた日経平均の史上最高値更新ですから、まだまだ更新し続けてもらいたいもんですな。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

米国経済が堅調な事を発端に、恐れていた米金利上昇懸念が広がってきたようです。4月3日には、ついに日経平均が25日移動平均線を割りました。なんだか日本株に不穏な空気が漂ってきましたが、ここから反発して再び強気に転換する可能性があるか考えてみたいですねぇ…。

これまでの株高の恩恵を受けて勢いよく上がっていた人気銘柄が一斉に売られているような印象を受けます。その一方で、地合い悪化でも地道に良いチャートを築いて底堅く推移している銘柄も存在している事は確かです。

これだけ変化が激しい相場ですと、銘柄への物色も移り変わりが激しさを増しております。世界各国で中央銀行の政策変更が行われておりますので、相場も二転三転するのは仕方ない事かもしれません。ただ長期的に見れば、デフレを脱却して業績が上向いている日本企業が多い事はポジティブな材料であるはずです。

日銀もFRBもこれからどのような政策を発表するのか注視する必要がありますし、欲を言えばそのような相場に振り回されずに底堅いチャートを形成する銘柄を見つけ出したいものですよ。今回は話題先行で、ここ最近チャートが動き始めている銘柄をピックアップしてみましたのでご紹介致します。

AI画像認証プラットフォームなどを手掛けるトリプルアイズ<5026>は、通信教育プログラム「AIビジネス実践塾 AT20」が経済産業省より「Reスキル講座」として認定されたと発表しました。この発表が材料視されてチャートも動意しております。国策銘柄として、頭角を現してきましたな。

クリーンエネルギー関連として思惑のあるレノバ<9519>は、4月1日に東京ガス<9531>と脱炭素関連で資本業務提携すると発表しました。この発表後には短期資金が流入して、動意しております。チャート(日足)は長く下落トレンドでしたが、底を打って25日・75日線を上抜いてきました。原発稼働への思惑から、エネルギー関連株への物色も入っております。

続いてこちらもエネルギー関連で、出光興産<5019>が富士石油<5017>の筆頭株主に

躍り出るとの発表が材料視されましたな。地政学リスクが高まると、エネルギー関連株が物色される潮流があります。両社ともにPER・PBR割安で注視ですな。

そしてドローンの開発から販売まで手掛けるACSL<6232>は、日本防衛装備工業会の正会員となった事で思惑買いが入っておりますねぇ。台湾有事が現実味を帯びる中で、日本の防衛関連への注目度も以前より増しているはずです。底値から反発してトレンドを形成できるか監視中。

4月2日に中期経営計画と配当方針の発表が好感された東京コスモス電機<6772>は、業績も好調ですねぇ。この直近の地合いが悪い相場でも、同社のチャートは底堅く推移しておりますよ。このまま厳しい局面を乗り切れば、下値を切り上げる可能性はあるか。

最後は全固体電池向けで思惑のあるフロイント産業<6312>です。4月1日には24年2月期の経常利益を84.6%上方修正して動意しましたな。4月12日の決算にも引き続き注目しておりますが、一目均衡表(月足)の雲を抜けてきたら面白いかな…と期待しております。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

----

執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.