ビックカメラが大幅高で3日続伸、今期業績・配当予想の増額修正を評価
ビックカメラ<3048>が大幅高で3日続伸。連日で年初来高値を更新した。前週末12日の取引終了後、24年8月期第2四半期累計(23年9月~24年2月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の売上高予想は65億円増額して9040億円(前期比10.8%増)、最終利益予想は12億5000万円増額して88億円(同3.0倍)に引き上げた。年間配当予想は3円増額して21円(同6円増配)に見直した。これらを評価した買いが株価を押し上げた。
携帯電話販売代理店事業では、端末の割引上限規制前の駆け込み需要があった。インバウンド関連の売り上げの更なる回復も想定し、業績予想に反映した。2月中間期の売上高は前年同期比9.8%増の4475億2400万円、最終利益は同32.1%増の55億5400万円だった。