INPEXなど石油関連株は朝高後に軟化、中東リスク意識も高値圏では売り先行も
石油関連株は朝高後に軟化。INPEX<1605>や出光興産<5019>、コスモエネルギーホールディングス<5021>は買い一巡後に値を消している。石油資源開発<1662>は高い。今月1日に在シリア大使館が空爆を受けたことに関する報復としてイランは13日に、イスラエルに向けて無人機やミサイルによる攻撃に踏み切った。イスラエルとイランの対立が激化することが警戒され、週明けの市場では中東情勢緊迫化に対する緊迫感が高まった。先週末12日の米原油先物相場は、中東リスクの高まりが懸念されWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限は0.64ドル高の1バレル=85.66ドルに上昇していた。ただ、この日の時間外のWTI価格は85.40ドル前後と下落しているほか、足もとで石油関連株は上昇していたこともあり、石油関連株は高値圏では売りが先行する展開となっている。