クックビズが急反発、第1四半期営業利益は2.3倍
クックビズ<6558>が急反発している。前週末12日の取引終了後に発表した第1四半期(23年12月~24年2月)連結決算が、売上高8億9900万円(前年同期比57.4%増)、営業利益9600万円(同2.3倍)、純利益6500万円(同2.4倍)と大幅増益となったことが好感されている。
主力のHR事業で、人流の回復とインバウンド需要の増加で飲食業界の人材採用ニーズが高まっており、閑散期の季節性のなか四半期黒字を達成したことが貢献した。また、事業再生・成長支援事業は、前年同期は2カ月分の連結取り込みだったきゅういちがフル寄与し、EC開始に伴う販管費増を吸収したことも寄与した。
なお、24年11月期通期業績予想は、売上高33億5000万円(前期比25.7%増)、営業利益3億5100万円(同21.1%増)、純利益3億6300万円(同36.0%増)の従来見通しを据え置いている。