ベクトルが続急伸、25年2月期は23%営業増益で2円増配を見込む
ベクトル<6058>が続急伸し年初来高値を更新している。前週末12日の取引終了後に発表した25年2月期連結業績予想で、売上高630億円(前期比6.4%増)、営業利益85億円(同22.5%増)、純利益50億円(同6.7%増)と大幅増益を見込み、年間配当予想で前期比2円増の31円を予定していることが好感されている。
PR・広告事業で引き続き国内事業の好調を見込むほか、海外事業の黒字転換、不採算事業の整理及び新規事業の黒字化を実現し大幅な増益を見込む。また、ダイレクトマーケティング事業では上期に広告を投下し下期に利益を確保する流れを継続するほか、HR事業ではJOBTVの黒字転換を見込むとしている。
24年2月期決算は、売上高592億1200万円(前の期比7.2%増)、営業利益69億3900万円(同10.6%増)、純利益46億8400万円(同47.7%増)だった。