JMACSが大幅高で3連騰、25年2月期増益予想で買いを誘う
JMACS<5817>が大幅高で3連騰。15日の取引終了後、24年2月期の単体決算発表にあわせ、25年2月期の業績予想を開示し、今期の最終利益が前期比3.7倍の2億6400万円となる見通しを示した。増益予想が買いを誘う形となったようだ。
今期の売上高は同4.8%増の56億円を見込む。電線事業を主力とする同社は、前期からの品薄状況による先納期受注が多くみられたこともあり、電線業界全般に厳しい状況が続くと予想。高付加価値型製品の開発・販売に注力し収益基盤を強化する方針を示している。トータルソリューション事業については縮小し、事業の見直しを行う。24年2月期の売上高は前の期比5.6%増の53億4300万円、最終利益は同65.5%減の7100万円だった。売上高は計画の55億円に対し未達となり、最終利益も計画の1億4000万円に対して下振れして着地した。