米鉱工業生産指数は2カ月連続で増加 公益事業の生産が増加

経済
2024年4月17日 2時21分

FRBがこの日発表した3月の米鉱工業生産は2カ月連続で増加した。製造業、鉱山、公益事業の生産は0.4%増と、前月の改定値と同じ伸びとなった。鉱業とエネルギー採掘は減少したが、公益事業の生産が増加した。

製造業の生産高は自動車と飛行機が牽引し、2月に過去1年間で最大の伸びを記録した後、3月も0.5%増加した。しかし、自動車を除いた生産高は0.3%増と小幅な伸びに留まっている。生産全体の4分の3を占める製造業は1年以上低迷していたが、消費者需要の回復に支えられ、好転の兆しを見せている。

2月と3月は持ち直したものの1月は低迷していた。このため第1四半期の鉱工業生産は0.1%の減少となっている。減少は過去6四半期で5回目だが、他の減少に比べれば小さい。

3月の製造業生産は自動車や航空機に加え、木材や紙・化学製品などの非耐久財の生産が押し上げた。消費財の生産は昨年7月以来最も増加したが、業務用機器の生産はほとんど増加しなかった。

*米鉱工業生産指数(3月)22:15

結果 0.4%

予想 0.4% 前回 0.4%(0.1%から修正)(前月比)

*設備稼働率

結果 78.4%

予想 78.5% 前回 78.2%(78.3%から修正)

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.