日シス技術が5日ぶり反発、疾病リスク予測AIを用いた勧奨通知サービスを神戸市に提供
日本システム技術<4323>が5日ぶりに反発している。16日の取引終了後、メディカルビッグデータ「REZULT」を活用した「疾病リスク予測AI」を開発し、同技術を用いた医療機関受診勧奨通知を神戸市へ提供したと発表しており、好材料視されている。
「疾病リスク予測AI」は、同社が独自に保有しているレセプトデータを中心としたメディカルビッグデータ「REZULT」を用い、健診受診から5年後の生活習慣病発症リスクを予測する機械学習モデル。従来のリスク判定モデルでは実現できなかった、個人一人ひとり(身長・体重・年齢・特定健診結果)の実情を反映した、より精度の高いモデルとなっており、これにより個人ごとの将来の疾病リスクを数値化することができ、医療機関や特定健診受診といった行動変容を促すことが可能になるとしている。なお現状は、生活習慣病を中心に10疾病に対応している。