伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月18日記)
日経平均株価は昨晩の225先物が続落した流れを映して、寄り付き値が下放れて始まる公算です。
本日の一段安は、目先の価格がヘッド・アンド・ショルダーズ・トップの右肩の高値を取りに行く展開に入らず、一気に、3万7000円以下を目指す動きへ入っていることを示唆します。
弱気の見方が正しければ、本日は寄り付き後、価格が上昇しても昨日の終値3万7961円前後で上値を抑えられて、下降を開始する公算です。
弱気有利な状況ですが、寄り付き後すぐに上昇を開始して一気に上げ幅を拡大する展開になる場合だけ、本日の安値が押し目になって天井型の右肩の高値を取りに行く展開になる可能性を頭のすみに入れておきます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。2月10日発売!最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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