エキファックスが決算受け下落 ガイダンスを嫌気 米住宅ローン信用照会件数の減少を反映=米国株個別
(NY時間09:56)(日本時間22:56)
エキファックス<EFX> 220.65(-17.03 -7.17%)
金融機関向け情報分析サービスのエキファックス<EFX>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益が予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。ガイダンスを嫌気している模様。第2四半期、通期とも1株利益および売上高は予想を下回る見通しを示している。
同社は声明で「第1四半期の売上高の約80%を占める非モーゲージ事業が現地通貨ベースで9%増と非常に力強い伸びを示した。2024年ガイダンスについては、米住宅ローン信用照会件数が約11%減少するとの見通しを反映させている」と述べた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.50ドル(予想:1.43ドル)
・売上高:14.1億ドル(予想:14.4億ドル)
・営業利益:2.25億ドル(予想:2.35億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.65~1.75ドル(予想:1.86ドル)
・売上高:14.1~14.3億ドル(予想:14.4億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):7.20~7.50ドル(予想:7.64ドル)
・売上高:56.7~57.7億ドル(予想:58.0億ドル)
【企業概要】
北米・欧州・オーストラリアやその他の国の金融機関・政府機関等向けに情報分析サービスを提供する。ローン審査の際に利用する信用情報・支払履歴等をまとめたオンラインデータベースを提供するほか、従業員の雇用形態・収入等の情報をオンライン上で検証できるサービスを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース