外為サマリー:154円60銭台で推移、CPIへの反応は限定的

通貨
2024年4月19日 10時30分

19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=154円63銭前後と前日の午後5時時点に比べて35銭程度のドル高・円安となっている。

18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円64銭前後と前日に比べて25銭程度のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された米経済指標が堅調だったほか、米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派的な発言を受けて一時154円68銭まで上伸した。

前日に米長期金利が上昇し、この日の東京市場では日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが優勢となっている。ただ、日本政府・日銀による円買い介入への警戒感から上値に対しては慎重ムードで、ドル円相場は154円60銭台を中心に推移している。なお、総務省が朝方発表した3月の消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が前年同月比で2.6%上昇したが、いまのところ相場の反応は限定的となっている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0639ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=164円51銭前後と同25銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.