マツキヨココが年初来安値を更新、国内大手証券が目標株価を引き下げ
マツキヨココカラ&カンパニー<3088>が4日続落し連日の年初来安値更新となっている。この日は全般相場の下落に加えて、SMBC日興証券が投資評価「2」を継続しつつ、目標株価を2933円から2500円へ引き下げたことが観測されており、これを嫌気した売りも出ているようだ。
同証券では、同社は都市型でかつ主力カテゴリーが化粧品や医薬品であるため、郊外型他社と一概に比較できないとしつつも、3月月次業績は天候影響とはいえ物足りない着地であり、ガイダンスも保守的な可能性から、短期的に材料不足な状況が続くと指摘。一方で、業界全体の収益性改善が見通しづらいなかで、同社の特徴である業界トップクラスの利益率が再評価される可能性もあると評価している。