ダウ先物は横ばい 中東情勢への懸念はひとまず一服=米国株

市況
2024年4月19日 22時12分

米株価指数先物(6月限)(NY時間09:01)(日本時間22:01)

ダウ先物 37993(-14.00 -0.04%)

S&P500 5046.75(-2.25 -0.04%)

ナスダック100先物 17519.00(-28.25 -0.16%)

米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500は横ばいで推移している一方、ナスダック100は下落している。イスラエルとイランの最新ニュースを見極めようと様子を見ているようだ。

イスラエルがイランに対して報復攻撃を行ったとのニュースが流れ、米株式先物市場もアジア時間に売りが強まっていたが、被害が限定的との報道もあり、いまのところはエスカレートしてはいない模様。急伸していた原油相場もその上げを戻しており、株式市場も落ち着いているようだ。

ここ数日、値ごろ感の買い戻しが先行し、上昇して始まるものの、その上げを維持できない展開が続いている。弱気相場の典型的な値動きを見せているが、FRBの利下げ期待が後退しており、FOMC委員からもタカ派な発言が相次ぐ中、米株式市場は調整モードを継続している。今週もS&P500は3週連続の陰線で終わりそうな気配だ。

このまま下落相場に突入すると見ている投資家はまだ少数派だが、調整はもうしばらく続くとの見方は多いようだ。決算が続いており数字も良好だが、市場はさほどポジティブな反応を見せていない。来週からは大手ITも登場し、発表が本格化して行くが、4月以降の調整モードをさらに続ける必要があるのか、見極めたい雰囲気も出てきているようだ。

eコマースを手掛けるカナダのショッピファイ<SHOP>が時間外で上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の75ドルから85ドルに引き上げた。

ネットフリックス<NFLX>が決算を受け時間外で下落。第1四半期の決算は好調だったものの、第2四半期の売上高見通しが予想に届かなかった点が嫌気されているほか、来年の第1四半期から四半期ごとの加入者数と加入者1人当たり売上高の報告を停止すると発表したこともネガティブに捉えている模様。

エンターテインメントのパラマウント・グローバル<PARA>が時間外で上昇。同社にはM&Aの動きが活発化しているが、今度はソニー<6758>と米投資会社アポロ<APO>が買収に向けて共同提案する方向で協議していると伝わった。

P&G<PG>が決算を受け時間外で下落。売上高や既存事業売上高が予想を下回ったことが嫌気されている。6年連続の値上げに踏み切り、収益性は向上しているが、その代償として販売量の伸びが鈍化している。

eコマースを手掛けるカナダのショッピファイ<SHOP>が時間外で上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の75ドルから85ドルに引き上げた。

(NY時間09:11)(日本時間22:11)時間外

ネットフリックス<NFLX> 568.43(-42.13 -6.90%)

パラマウント<PARA> 11.98(+1.01 +9.21%)

ショッピファイ<SHOP> 71.90(+2.39 +3.44%)

P&G<PG> 153.88(-3.41 -2.17%)

アップル<AAPL> 166.98(-0.06 -0.04%)

マイクロソフト<MSFT> 403.93(-0.34 -0.08%)

アマゾン<AMZN> 178.70(-0.52 -0.29%)

アルファベット<GOOG> 156.93(-0.53 -0.34%)

テスラ<TSLA> 148.91(-1.02 -0.68%)

メタ<META> 505.01(+3.21 +0.64%)

エヌビディア<NVDA> 841.07(-5.64 -0.67%)

AMD<AMD> 153.92(-1.16 -0.75%)

イーライリリー<LLY> 751.25(+5.30 +0.71%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.