【クラファン・優待】口内環境を根本的に改善し、全身疾患を予防する製品投入 メドックインターナショナル、4月22日募集開始
「オーラルケア」の変革を目指して製品を開発する株式会社メドックインターナショナル(東京都千代田区)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは4月22日19時30分開始を予定しています。
・ | 普通株式型 |
・ | 目標募集額:1900万円、上限募集額:4000万円 |
・ | 株主優待あり:口臭ケア商品「ExoraL」提供 |
・ | みなし時価総額:1億2000万円 |
・ | 類似上場企業:ファンデリー <3137> [東証G]、Welby <4438> [東証G]、ジェイフロンティア <2934> [東証G]、坪田ラボ <4890> [東証G]、AFC-HDアムスライフサイエンス <2927> [東証S] |
次世代予防歯科治療の確立へ
(出典:FUNDINNO)
メドックインターナショナルは、長年にわたって歯科治療に従事している歯学博士がタッグを組んで起業しました。
根深研一代表は岩手医科大学歯学部卒業後、2005年に紀尾井町プラザクリニック歯科・美容外科を開業。2008年に同社を創業し、口内ケア製品や口内除菌プログラムの研究開発・提供を行っています。
CTOのマティンカイルール氏はダッカ大学卒業後に来日し、国立・私立大学で助教・講師・教授を歴任。国立感染症研究所などで研究者として活躍し、現在も根深代表とともに本格的な研究を行っています。
同社は現役歯科医×アカデミア×医療機関の強力な連携体制を強みに、12年をかけて次世代の予防歯科治療として、口内除菌プログラムと口内除菌水「MeDeS」を開発しました。
「これは、近年話題のオーラルケアを、より根本的に変えていくものであり、超高齢社会に突入している日本社会全体の健康増進に貢献するものだと考えています」(同社)
同社の技術は日米など5カ国で特許を取得しているほか、「NHK WORLD JAPAN」で世界160の国と地域に放映されるなど注目されているそうです。
【事業課題】
・健康における口内環境の重要性を医療機関や患者に対して啓蒙する。
・成長するオーラルケア市場の中で自社製品のシェア拡大を狙う。
【解決方法】
・中核となる医療機関向けの営業人材を獲得し、事業拡大を目指す。
・臨床医などと研究会を設立し、セミナーによって医療機関向けに発信する。
成人の8割が歯周病? 認知症や動脈硬化などのリスクに
(出典:FUNDINNO)
同社によると、口の中の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れると、認知症や動脈硬化など全身にさまざまな悪影響があるといい、成人の約80%が歯周病か、その予備軍とされているといいます。
現在、多くの口内ケア商品が販売されているものの、市販の商品のほとんどは歯の表面に付着した「バイオフィルム」という強固な膜の内側まで浸透できず、十分な除菌効果がないそうです。
その結果、歯周病や虫歯の再発率は非常に高く、口内フローラの根本的な改善につながっていないため、全身疾患のリスクも高くなっているといいます。
「『病気は生活習慣によって起こる』のと同様、『病気は生活習慣で治る』とすると、日常的に口内フローラを改善することで、全身疾患リスクを下げられると考えています」(同社)
また、口内の健康バランスが崩れると総医療費が高くなるというデータもあるといい、残存歯数が0~4本の人は20本以上残っている人の年間1.5倍以上、医療費がかかっているそうです。
「弊社は『虫歯・歯周病になったら治療する』対症療法的なアプローチではなく、根本的に口内環境を改善する原因療法的アプローチへのシフトが急務であると考えています。原因療法を重視する『機能性歯学』の第一人者として、多くの方の口内環境を整え、『食べる』という人生の楽しみを失うことのない世界を目指しています」(同社)
市場の魅力・事業内容・ビジネスモデル・特徴
(出典:FUNDINNO)
近年、高齢化によって、「オーラルフレイル」(歯や口の虚弱状態=同社注)に伴う心身の機能低下が問題視されており、オーラルフレイルに対する意識が高まっているといいます。
その対策としてさまざまなオーラルケア商品が展開されており、国内のオーラルケア関連市場は2022年に約3765億円、2030年には約4408億円に成長すると見込まれているそうです。
また、政府は「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)で、「国民皆歯科健診」の方針を打ち出し、歯や口の健康は全身の健康にも重要であるという考えの下、国民全員が定期的に歯科健診を受けることを目標に、2025年からの導入が検討されているといいます。
ただ、一般にはまだ、口内環境が全身の健康に影響を及ぼすことはほとんど認識されていないため、「社会全体が、より良質な口腔ケアにシフトしていく中、弊社が先頭に立って、『口内環境を整える=全身疾患の予防につながる』ことを啓蒙していきたいと考えています」(同社)。
(出典:FUNDINNO)
同社はアカデミアや医療機関とともに12年をかけて、次世代の予防歯科治療として口内除菌プログラムと口内除菌水「MeDeS」を開発しました。
医療機関へ提供している口内除菌プログラムは、従来の対症療法ではなく、根本からアプローチする原因療法により、歯と口から全身の健康を守ることが目的です。
また、こうした産学連携での研究開発により、安全性と除菌力を両立させた次世代口内除菌水「MeDeS」も開発・販売しています。
「MeDeS」は一般的な口内ケア商品と異なり、歯の表面を覆う「バイオフィルム」の内部まで浸透して除菌することができるといい、口内フローラを大きく改善することが研究でも実証されているそうです。
現在、口内除菌プログラムを受診した患者に、ホームケアの一環として歯科医師が処方しており、これまで、臨床試験を含めて20以上の医療機関に提供しています。
(出典:FUNDINNO)
また、同社は一般ユーザーにも口内ケア商品を届けたいとの思いから、口臭ケア商品「ExoraL(エクスオーラ)」をD2Cで販売しています。
広告費をほとんどかけないオーガニックでの販売であるものの、定期購入では高いリピート率となっているそうです。
(出典:FUNDINNO)
販売価格は「MeDeS」が3960円(税込、480ミリリットル)、「ExoraL」が3960円(同、500ミリリットル)です。
「MeDeS」は医療機関向けに提供しており、口内除菌治療での使用のほか、口内除菌プログラムを受診した患者のホームケアとして処方。同プログラムは、セコム医療システムによる「セコム健康くらぶKENKO」の人間ドックに採用されています。
「ExoraL」はAmazonや公式サイトなどで販売しており、これまでほとんど広告費をかけずに販売しているため、今後、広告費をかけることで、さらなる売上増が見込めるそうです。
(出典:FUNDINNO)
同社は効果と安全性を両立した製品を提供し続けるため、国立・私立大学や臨床医療機関と三位一体の開発体制を構築し、多くの学会や論文をもとに「エビデンス」を重視して研究開発を行ってきたといいます。
研究開発には、歯学分野だけでなく医学分野の知見も取り入れており、これらの技術は日米のほか、中国、英国、韓国、香港、マカオなどの国や行政区で特許を取得しているそうです。
今後の成長に向けて
(1)2028年よりIPO準備開始
(出典:FUNDINNO)
(2)短期計画
(出典:FUNDINNO)
同社は今後、医療機関や企業、自治体と連携して製品の開発やサービスを展開し、社会実装していきたいと考えています。
【「MeDeS」販売戦略】
・医療機関の拡大に注力。研究会を主催し、開発と臨床それぞれの歯科医師と研究医などによるセミナーを開催して「MeDeS」「MeDeS口内除菌プログラム」の認知を拡大する。
・研究会に入会した医療機関が正しい知識と方法で「MeDeS」を導入できる仕組みを構築する。
・継続的な研究開発を重ね、業界誌への論文掲載によるエビデンス獲得と製品改良を行う。
【「ExoraL」販売戦略】
・口臭ケア商品を求めるユーザーに対し、Webマーケティングによって認知・販路を拡大する。
・企業の福利厚生として展開。営業人材にとっては、口臭が成績に影響する点を訴求する。
(3)中長期計画
将来的には海外展開を進めていきたい考えで、中国の大手化粧品メーカーと連携し、中国や米国など同社が特許を取得している国への販路拡大を計画しています。
また、自社工場や研究所を建設し、生産力の向上や製造コストダウン、品質管理や新製品開発なども進めていく計画です。
「将来的には、世界中に弊社のプログラムや製品が普及し、根本原因から歯を治療することで健康寿命の延伸に貢献したいと思います」(同社)
(4)2031年に「MeDeS」約10万本の販売を計画
(出典:FUNDINNO)
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・ファンデリー <3137> [東証G]
・Welby <4438> [東証G]
・ジェイフロンティア <2934> [東証G]
・坪田ラボ <4890> [東証G]
・AFC-HDアムスライフサイエンス <2927> [東証S]
株主優待
【基準日】
毎年8月末日
【優待内容】
・1~100株:「ExoraL」3本
・101~400株:同6本
・401株以上:同12本
※発送日は翌年1~3月の間となる。
【申し込み方法】
・基準日経過後、メールにて申し込みの案内をする。
・本優待は、10月末までに申し込みをした人に限る。
【注意事項】
・1人、1年に1回限りの優待。
・優待内容は今期(2025年2月期)の内容。
・優待内容は変更や廃止になる場合がある。
発行者・募集情報
■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
株式会社メドックインターナショナル
東京都千代田区紀尾井町3番12号紀尾井町ビル2階
資本金:3,000,000円(2024年2月2日現在)
発行済株式総数:60株(同)
発行可能株式総数:2,000株
設立日:2008年2月28日
決算日:2月28日
※2024年4月15日を効力発生日として、1株を200株とする株式分割に伴う発行済株式総数の変更、発行可能株式総数を100,000株とする変更をしており、登記申請中。
■募集株式の発行者の代表者
代表取締役 根深研一
■募集株式の種類及び数(上限)
普通株式 4,000株
■募集株式の払込金額
1株あたり 10,000円
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額1,900万円を以下の目的に充てる予定。
広告宣伝費 1,482万円
手数料 418万円
・上限募集額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額2,100万円(目標募集額1,900万円と上限募集額4,000万円との差額)を以下の目的に充てる予定。
広告宣伝費 1,638万円
手数料 462万円
■投資金額のコース及び株数
100,000円コース(10株)
200,000円コース(20株)
300,000円コース(30株)
400,000円コース(40株)
500,000円コース(50株)
1,000,000円コース(100株)
2,000,000円コース(200株)
3,000,000円コース(300株)
4,000,000円コース(400株)
5,000,000円コース(500株)
10,000,000円コース(1,000株)
※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、500,000円コース(50株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、10,000,000円コース(1,000株)を上限とする。
■申込期間
2024年4月22日~5月8日
■目標募集額
19,000,000円(上限募集額 40,000,000円)
※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は32,000,000円とする。
■払込期日
2024年5月31日
■連絡先
株式会社メドックインターナショナル
電話番号:03-6272-9243
メールアドレス:inv@medoc-j.jp
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
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