モバイルヘルスが反落 IPO以来の急伸もさすがに一服=米国株個別
(NY時間10:14)(日本時間23:14)
モバイルヘルス<MNDR> 24.46(-2.81 -10.29%)
遠隔医療サービスのシステムを手掛けるシンガポールのモバイルヘルス・ネットワーク・ソリューション<MNDR>が反落。今月10日にナスダックに上場して以来快進撃を続け、株価はIPO価格4ドルに対して27ドル台まで7倍近く急伸した。同社の上場を支援したのはニュージャージー州の小規模証券会社ネットワーク1社で、900万ドルの調達を支援している。
同社は、米証券取引所に上場した初のAPACからのピュアプレイのテレヘルス企業と銘打っている。ただ、6月30日までの会計年度では売上高が790万ドル、損益は320万ドルの赤字を計上。それに対して先週末時点での時価総額は約6億5000万ドルだった。
きょうはさすがに上げ一服となっている模様。
【企業概要】
モバイルアプリとウェブサイトからアクセス可能な医療プラットフォームを通じて、シンガポール・ベトナム等のユーザーに遠隔医療サービスを提供する。信頼性の高い医療サービスをシンプルかつシームレスに、手頃な価格で提供することに取り組む。実店舗クリニックの運営と医薬品・医療機器の調達も行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース