伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月23日記)
日経平均株価は、昨晩のNYダウが上昇した流れを映して、寄り付き値が上放れて始まる公算です。
現在が下降の流れの途中なら、本日の上げは4月5日~12日までの反発幅(1000円幅)と同程度の上げ幅になる3万7733円、または19日の高値3万7749円で上値を抑えられて、すぐに下降を開始する公算です。
一方で、本日の価格が上昇を継続して、3万7749円を大きく上回る地点まで上昇するなら、19日の安値3万6733円が押し目になって、これまでの下げ幅全体の修正場面へ入っている可能性が出てきます。その場合、目先は下値堅さを確認する作業になる公算です。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。2月10日発売!最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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