LIXILが大幅反落し年初来安値を更新、欧州低迷で前期は最終赤字で着地へ

材料
2024年4月23日 9時21分

LIXIL<5938>が大幅反落し、年初来安値を更新した。22日の取引終了後、24年3月期の連結業績に関し、非継続事業を含むベースでの最終損益が140億円の赤字(前の期は159億9100万円の黒字)になったようだと発表した。従来の予想は110億円の黒字で、一転して最終赤字に転落する見込みとなり、嫌気されたようだ。

不動産市場が低迷し、住宅設備・建材の需要が想定よりも低下した。収益源の欧州市場では金融引き締め政策の長期化などを背景に、景気の停滞感が継続しており、業績に悪影響をもたらした。国内では第4四半期(1~3月)において新築住宅着工戸数が減少。窓リフォーム向けの政府補助金の端境期に入ったことなども響いたが、通期では価格改定効果などもあって計画通りの着地となる見通しだとしている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.