JVCケンウは大幅反発、24年3月期業績予想増額と増配を好感し投資資金流入
JVCケンウッド<6632>は7日ぶりに大幅反発、前日比5%の上昇で880円台に歩を進めた。23日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の165億円から181億円(前の期比16%減)に増額した。無線システム事業が好調なほか、カーナビやドライブレコーダーなど海外OEMが伸びて収益を押し上げている。想定を上回る業績内容を受けて年間配当も従来計画の8円から前期と同じ12円に引き上げており、これも好感される形で上値を見込んだ買いを引き寄せている。