東京株式(前引け)=続伸、半導体冴えず全般値を消す場面も

市況
2024年4月23日 11時48分

23日前引けの日経平均株価は前営業日比99円45銭高の3万7538円06銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は7億4364万株、売買代金概算は1兆9345億円。値上がり銘柄数は898、対して値下がり銘柄数は694、変わらずは60銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は買い戻しの動きが続いた。前日の欧州株市場がほぼ全面高様相となり、米国株市場でも米長期金利の低下を好感してハイテク株に買いが入り、ナスダック総合株価指数が7日ぶりに急反発した。これを受けて投資家心理が改善し、東京市場でも幅広い銘柄に買いが先行した。ただ、半導体関連株は前日の米株市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が高く引けたのにも関わらず、朝高後に軒並み値を崩す展開となっており、全体相場の地合いを悪くしている。日経平均は伸び悩み一時マイナス圏に沈む場面もあった。また、前場の売買代金は2兆円を下回った。

個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクがしっかり、ファーストリテイリング<9983>も高い。ローツェ<6323>が値を上げ、レノバ<9519>は急伸、東急建設<1720>も値を飛ばした。古野電気<6814>も物色人気に。半面、レーザーテック<6920>が朝高後に大きく売られる展開となったほか、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>など半導体主力株は売りが優勢。TOWA<6315>なども下値模索の動きに。さくらインターネット<3778>が大幅安、LIXIL<5938>の下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.