TIが決算受け時間外で5%上昇 強気の見通しを示す=米国株個別
(NY時間16:56)(日本時間05:56)時間外
TI<TXN> 175.06(+9.59 +5.80%)
テキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>が時間外で5%上昇。引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第2四半期のガイダンスも公表し、産業用および自動車用部品の需要低迷が緩和される可能性を示唆する強気の売上高の見通しを示した。
今回の報告は、顧客が部品の在庫を消化した後、半導体の注文を再開し始めたことが示唆されている。今回のガイダンスは1年以上に渡る売上高の縮小に続くものである。
同社は半導体メーカーの中で最も広範な顧客基盤を持ち、宇宙用ハードウェアから家電製品に至るまで、幅広い産業で景気の信頼感を占う役割を果たしている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.20ドル(予想:1.09ドル)
・売上高:36.6億ドル(予想:36.0億ドル)
アナログ:28.4億ドル(予想:28.1億ドル)
エンベデッド・プロセッシング:6.52億ドル(予想:7.02億ドル)
その他:1.73億ドル(予想:2.02億ドル)
・営業利益:12.9億ドル(予想:11.2億ドル)
・設備投資:12.5億ドル(予想:12.1億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.05~1.25ドル(予想:1.17ドル)
・売上高:36.5~39.5億ドル(予想:37.8億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース