メドレックスが急反発、「Alto-101」で開発マイルストーン達成
メドレックス<4586>が急反発した。24日、新規医薬品候補「Alto─101」の臨床第1相試験で好結果が得られたことに伴い、米創薬ベンチャーのアルト・ニューロサイエンス<ANRO>との提携契約で定められた開発マイルストーンが達成されたと発表した。開発進展を好感した買いが入ったようだ。今後はアルト・ニューロサイエンスが統合失調症の患者を対象としたPOC(概念実証)試験を今年上半期に開始する予定。2025年下半期に結果速報を得ることを計画している。マイルストーン収入や治験薬供給が見込まれるとして、メドレックスは24年12月期の連結業績予想に関し、売上高を2億円から4億4200万円(前期比15倍)、最終損益の赤字幅額を13億8600万円から11億4400万円(前期は9億3200万円の最終赤字)に見直した。