半導体株がけん引し38300円台まで上昇/後場の投資戦略
日経平均 : 38329.39 (+777.23)
TOPIX : 2702.68 (+36.45)
[後場の投資戦略]
為替は1ドル154円80銭台でこう着感を強めている。明日25日から26日まで、日本銀行の金融政策決定会合が開催されることから様子見姿勢が強まっているようだ。市場では、発表される「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」にて、物価見通しの引き上げが行われると見込まれている。サプライズは乏しいとの見方が強いものの、一部では、植田和男日銀総裁が、足元の為替に対する言及(口先介入)を行う可能性が浮上。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では「ややタカ派」な会合になると予想されていることで、先んじて植田日銀総裁が円安をけん制する発言を行う可能性はある。後場の東京市場は、為替動向を睨みつつ、38000円台での値固めを試す展開となろう。
《AK》