東リが後場急伸、ホテルリニューアル需要追い風に前期業績は計画上振れで配当増額
東リ<7971>が後場に急伸した。25日午後2時、24年3月期の連結業績に関し、売上高が計画を11億円上回る1024億円(前の期比7.5%増)、最終利益が計画を7億5000万円上回る36億5000万円(同42.5%増)へと上振れして着地したようだと発表。更に期末配当予想を4円増額して16円とした。発表をポジティブに受け止めた投資家の買いが入り、株価を押し上げた。新製品の販促効果に加え、訪日外国人客数の回復に伴うホテルのリニューアル需要の増加が収益に貢献した。価格改定やコストダウン効果も寄与する。年間配当予想は19円(同9円増配)となる。