アルファベットが決算を受け時間外で大幅高 現金配当が取締役会で承認=米国株個別
(NY時間17:19)(日本時間06:19)時間外
アルファベット<GOOG> 179.13(+21.18 +13.41%)
アルファベット<GOOG>が時間外で大幅高。引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益が予想を上回ったほか、売上高も予想を上回った。クラウド部門が好調「だった。同社はまた、1株0.20ドルの現金配当が初めて取締役会で承認されたと発表。自社株買いも700億ドル追加することも明らかにしている。
同社は声明で「第1四半期の業績は、検索、YouTube、クラウドの好調な業績を反映した。われわれはジェミニを順調に進めており、会社全体で大きな勢いがある。AI研究とインフラストラクチャにおけるわれわれのリーダーシップと、世界的な製品展開により、AIの技術革新の次の波に向けて有利な位置にある」と述べた
他のIT大手と同様に同社もAI開発に資金を投入しており、この戦略は同社のクラウド・サービスの需要促進を支援した。ポラットCIOは会見で「AIソリューションからの貢献が増加している。グーグル・クラウドの結果は業界全体の幅広い強さを如実に反映している」と述べた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:1.89ドル(予想:1.53ドル)
・売上高(TAC除く):675.9億ドル(予想:660.7億ドル)
・売上高:805.4億ドル(予想:790.4億ドル)
グーグルサービス:704億ドル(予想:691億ドル)
グーグル広告:616.6億ドル(予想:601.8億ドル)
ユーチューブ広告:80.9億ドル(予想:77.3億ドル)
クラウド:95.7億ドル(予想:93.7億ドル)
・営業利益:254.7億ドル(予想:224億ドル)
・営業利益率:32%(予想:28.6%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース