インテルが決算受け時間外で下落 第2四半期の見通しが予想を大きく下回る=米国株個別

材料
2024年4月26日 6時37分

(NY時間17:36)(日本時間06:36)時間外

インテル<INTC> 32.24(-2.87 -8.17%)

インテル<INTC>が時間外で下落。引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。第2四半期の見通しが予想を大きく下回ったことが嫌気されている。

ゲルシンガーCEOによる再生の取り組みが多くの時間と資金を要することを示唆し、売上高と技術的ノウハウでエヌビディア<NVDA>や台湾TSMCなどのライバルに遅れをとっている。

ジンスナーCFOは事業が予想よりも遅れていることを認めつつも、年後半には改善するとの見通しを示した。同社はまた、新たなAI対応PCに使用されるプロセッサーの需要をすべて満たすことができなかった。

(1-3月・第1四半期)

・1株利益(調整後):0.18ドル(予想:0.13ドル)

・売上高(調整後):127.2億ドル(予想:127.1億ドル)

製品:119.3億ドル

クライアント・コンピューティング:75億ドル

データセンター&AI:30.0億ドル

ネットワーク&エッジ:13.6億ドル

ファウンドリー:119億ドル

その他:7.75億ドル

モービルアイ:2.39億ドル

アルテラ:3.42億ドル

・粗利益率(調整後):45.1%(予想:44.5%)

・営業利益率(調整後):5.7%(予想:4.8%)

(4-6月・第2四半期見通し)

・1株利益(調整後):0.10ドル(予想:0.24ドル)

・売上高(調整後):125~135億ドル(予想:136.3億ドル)

・粗利益率(調整後):43.5%(予想:45.3%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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