東京株式(前引け)=前日比151円高、日銀結果発表を控え神経質な値動き
26日前引けの日経平均株価は前日比151円87銭高の3万7780円35銭。前場のプライム市場の売買高概算は7億4752万株、売買代金概算は2兆77億円。値上がり銘柄数は704、値下がり銘柄数は879、変わらずは66銘柄だった。
日経平均株価は反発。前日の米株式市場でNYダウは続落したが、エヌビディア<NVDA>などが買われフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇。取引終了後に決算を発表したアルファベット<GOOG>やマイクロソフト<MSFT>も時間外取引で急伸した。この米ハイテク株高の流れのなか、東京市場で日経平均株価は上昇してスタートした。今日は日銀金融政策決定会合の結果発表も控え神経質な値動きとなり、日経平均株価は一時マイナス圏に転じる場面もあったが、売り一巡後は再び上昇に転じた。半導体関連株などが高い。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が高く、キーエンス<6861>やニデック<6594>、キヤノン<7751>が値を上げた。ソフトバンクグループ<9984>やダイキン工業<6367>も買われた。半面、信越化学工業<4063>が安く、東京電力ホールディングス<9501>や富士通<6702>、ソニーグループ<6758>が値を下げた。