アルタ・ビューティ、アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ 競争激化に直面と指摘=米国株個別
(NY時間11:34)(日本時間00:34)
アルタ・ビューティ<ULTA> 405.45(-0.94 -0.23%)
アナリストが化粧品販売のアルタ・ビューティ<ULTA>の投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も従来の612ドルから434ドルに引き下げた。競争激化の圧力に直面している点を理由に挙げている。
同社は直接販売での競争激化および流通面でも圧力を受けており、最も収益性の高いプレステージ・ビューティーとヘルスケアのカテゴリーで市場シェアを奪われているという。
廉価販売チャネル、ドラッグストア、オンラインでも美容製品の販売が増加しており、これらとの競争激化により、消費者が新たな流通経路を利用できるようになるため、同社の既存店売上高は今後鈍化する可能性があるという。
投資した資本が事業を加速させなければ、利益はさらに圧迫される可能性があるとも指摘した。
ただ、同社株は小幅安。
【企業概要】
化粧品、香水、スキンケア・ヘアケア製品、およびビューティサロンサービスを提供し、全米で事業を展開する。便利で人通りの多い場所にある店舗で、さまざまなカテゴリーや価格帯の美容製品を差別化して取り揃える。デジタル体験や、会員向けポイント獲得プログラムなどを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース