タムロンがS高カイ気配、写真関連事業など計画上回り上期業績予想を上方修正
タムロン<7740>がストップ高の7360円水準でカイ気配となっている。前週末26日の取引終了後、第2四半期累計(1~6月)連結業績予想について、売上高を343億円から410億円(前年同期比25.2%増)へ、営業利益を62億円から84億円(同29.7%増)へ、純利益を46億5000万円から63億円(同18.2%増)へ上方修正したことが好感されている。
第1四半期において各セグメントで販売が計画を上回ったことに加えて、円安影響、コストダウンや生産性向上の原価低減推進効果などにより売上総利益率が向上したことが要因としている。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高755億円(前期比5.7%増)、営業利益143億円(同5.1%増)、純利益107億3000万円(同0.8%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高198億1900万円(前年同期比36.5%増)、営業利益45億4700万円(同72.9%増)、純利益33億4400万円(同42.5%増)だった。主力の写真関連事業や車載事業を中心とするモビリティ&ヘルスケア、その他事業などが伸長した。