じもとHDはS安ウリ気配、前期最終損益を一転赤字に下方修正し配当も無配へ
じもとホールディングス<7161>がストップ安の458円水準でウリ気配となっている。前週末26日の取引終了後、集計中の24年3月期連結業績について、経常損益が16億円の黒字から223億円の赤字(前の期42億9700万円の赤字)へ、最終損益が17億円の黒字から234億円の赤字(同70億8200万円の赤字)へ下振れて着地したようだと発表しており、これを嫌気した売りが殺到している。
子会社であるきらやか銀行が経営再建に向けて与信関係費用などの損失処理を実施することが要因としている。また、業績予想の修正に伴い、10円を予定していた24年3月期期末配当を無配にするとあわせて発表した。